作者:イシダナオキ
【一言】
食を通じて家族の大切さを気づかせてくれる、読後感のさわやかな一冊!
【ストーリー】
リンクしている話もあればリンクしていない話もあるがオムニバス形式といえる?感じ、人が死んだり悲しくなるような描写はなくみんなそれぞれの幸せを食というテーマで上手くまとめている。昨今のグルメ漫画とはちょっと違う食ではある。
【絵】
すごい!喜怒哀楽どれも素晴らしい表現力、マンガらしい表現でストレスなく読める絵。ストーリーのテンポの良さを倍増する絵です。ちょっとナニワ金融道の遺伝子を感じる。
【キャラクター】
どいつもこいつも良いやつばかり!意地悪な丁稚の兄貴も案外憎めないキャラになってる。キャラクターは作者の分霊だと思っているのでイシダナオキは良いやつ!
【感想】
正直イシダナオキの長編を読みたいです。絶対面白そう。この遠い食卓でならお茶屋さんの話はドラマ化してもかなり受ける話だと思う。現代と過去を行ったり来たりする話がいいな。食品会社の話はサラリーマンモノとして成立してる、日清食品がスポンサーになって日清の商品開発をそのままこのノリでマンガ化ドラマ化しても成り立つ気がする。うーん長編が読みたいぜ!食の向こう側にある家族というテーマも自分的には大好物なので!遠い食卓が近くになるようになりたいぜ!
コメント